萌え理論Magazine - 感想サイトが流行らない理由
平和の温故知新@はてな - ライトノベル感想サイトは流行りにくいけれどより。そりゃ、肝心の感想がつまらない上にアフィリエイト狙いの意図が見え見えじゃ、何をどうやったって流行らんよな。
このサイト、失礼ながら、過去のエントリを見ても「この本は面白かった。みんなに勧めよう」という意欲がまるで伝わってこない。アフィリエイト狙いなら、当然ながらターゲットはその本を未読の人で、(1) 未読の人に何とかして自サイトを訪問してもらい、(2) 書評/感想の力で「その本を読みたい」と思わせなきゃならない。が、まず後者がダメダメ。
前者に関しては、少なくとも俺の場合、既読の本について「この本について他の人はどんな感想を持っただろう」と思って検索し、初めてのサイトを訪問することはあっても、未読の本についてそんなことをすることはない。*1
「この人の書く書評/感想は面白い」「この人が勧める本なら俺の好みに合う」という信頼を抱いてるサイトを定期的に巡回し(またはRSSを購読し/アンテナに登録し)、ピンと来たものをそのサイトのアフィリエイトリンク経由で買うことはよくあるし、いまもそうやって未読の山がどんどん高くなってるけどね。そういう信頼を抱くにいたったのは、何度も既読本の感想の検索で巡り会って、だんだん馴染んだからだ。そういう信頼を感じてないサイトではそもそも未読本に関するエントリを読むこと自体がないし、当然ながらアフィリエイトリンクをクリックすることもあり得ない。
ま、そもそも感想サイトを流行らせたい
という動機が間違ってんじゃないの? という気もするな。というか、「自分の」サイトを流行らせたい*2んであって感想サイト一般を流行らせようとしてんじゃないだろ。嘘はいかんよ嘘は。
セコいことを言えば、アフィリエイターと俺の利益って相反するんだ。アフィリエイトを経由しようがしまいが俺がAmazonに払う金額は同じ。だとすればAmazonがアフィリエイト報酬に使った金額分だけ、値引きやポイントやキャンペーン用ギフト券に回す原資が減るわけだ。だとすれば俺にアフィリエイトリンクを辿らせるためには、それを上回る利益なりなんなりが俺の側になきゃならない。
それは俺の場合、「いつも面白い書評/感想をありがとう」「これからも俺の(好みに合う|目から鱗を落とさせる)本を紹介し続けてください」なんだから、アクセス数を増やすこととアフィリエイト収入が主目的で、肝心の書評/感想がつまんない上に無関係の商品へのリンクがペタペタ貼ってあるようなサイトは、流行んなくて結構、検索に引っかかってくるとうざいからページランクが下がることをお祈りします、ってところだな。
ボロカス書くだけではアレだから、「俺的にここならアフィリエイトリンクを辿って買う」ところを並べておこう。以下、順不同。
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くねくね科学探検日記より。注いだお茶や水が「積み上がる」イメージが異様に楽しい。これは涼しそう。
「【コラム・断】難読名と偏差値」コラむ‐断ニュース:イザ!
ま、お世辞にも品がよいとは言わんけど、面白い。新語暴走万葉仮名
は定着するかな?