民間初の有人宇宙船「SpaceShip One」 - Technobahn

 記事では非常に高度な操縦テクニックが要求される初期のジェット戦闘機並にセンシティブな操作が要求されると難しさをこれでもかと強調してるけど、この計器の少なさからするとかなりの部分が有視界でパイロットの判断頼りってことかしら。たしかに、比べるとスペースシャトル*1なんかは、「人間は計器の指示どおりにすれば良いんだ」感が漂ってくるなぁ。

月の極域で太陽光が当たる日数が判明〜「かぐや」搭載レーザ高度計による観測の成果〜 - NAO AstroTopics No.443

 永久日照地域がないことがはじめて明らかになりましたとのこと。これで、これから書かれる月SFでは、複数の発電基地を作るか、発電タワーを建てなければならないことになったわけか。

岡崎裕信『アクマ・オージ 2 リヴァイアサンの大灯台』(スーパーダッシュ文庫)

 超自然的要素が絡むような絡まないようなぎりぎり紙一重のバランス感が奇妙にツボだった前巻から、今回、ついにいっちゃったかと思えたんですが、またこれは微妙な寸止めを。つか、ストーリーだのキャラクターだのじゃなく、不思議要素不在な世界という制約を付けたうえで典型的なラブコメ入り異能バトルを書いてみる、という実験こそが作者のやりたいことだったりするのかしら。