帰宅

 通夜〜葬儀・告別式〜斎場〜中陰のワンセット終了、一人暮らしなので自分で自分に塩を振り、(内蔵の)アルコール消毒大会開始。困ったことに、すっかり身内の葬式に慣れてしまって、宗派ごと・会場ごとの式次第の進行を比較して考察を巡らしてみたり、やはりヒト→遺体→もの(骨)→シンボル(位牌や遺影)へと対象が順に移り変わっていくことで、生きてる人間の側に心の区切りをつけさせるための儀式なのだな。タイフーンや大震災と違い、とりあえずは落ち着いて形式通りに儀礼を進めることのできる境遇に感謝しつつ、泥酔。