Vistaのセキュリティ機能はLinuxに勝るか?:ITpro

 一方のFedoraは,「netfilter」と呼ぶファイアウオール機能を標準で備える。送受信のトラフィックに対応でき,Vistaの「セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール」と同程度の機能を実現できる。

 netfilterではプロセスまたはアプリケーション単位の制御が出来ない点はスルー? WindowsならそれこそZoneAlarm*1の頃から存在する機能だが、クライアントで使うホスト型ファイアウォールとしては、これが一番重要な機能だと思うなぁ。
 外からのアタックなんぞ、今どきまさか個々のクライアントがそれぞれグローバルIPで外界に直に繋がってるオフィスなんて存在するとは思えんし、外界とLANとの境界は当然何らかのFWなりIPSなりで防御されてるだろうし、マルウェアの常駐ブロックとスキャンも常識だろう。それらの対策が行われたうえで、なお「クライアント上のホスト型」ファイアウォールでなけりゃ防げないものの筆頭は、その実行を認可されていないソフトウェアからのアウトバウンド接続でしょ。*2

*1:Initial releaseは2000年10月だそうです。もう少し前かと思ったけど、案外最近でした。

*2:という観点からは、XPのWindowsファイアウォールのみでは不十分で、Vista以前のWindowsクライアントでは、何らかのサードパーティ製品が必須、ということになりますね。こちら高木浩光さんのご意見には残念ながらうなずけません。

無線給電への期待はよりパワーアップする[アナウンス](技術) / 科学ニュースあらかると - 携帯機器の充電,電磁放射

 測定値によると、効率は40% …ラボレベルでこれだと、実用化はまだ厳しいかも知れませんね。

 この記事によると非放射性場を利用することで、受け側のコイルに受け取られなかった電力は、送る側のコイルの近辺に束縛されるメリットがあるんだそうで、ひょっとして、単純にロスるんじゃないのかな? だとすると前言撤回しないと。

WIRED VISION / ボットネット脅威に対抗する妙案は「ネット免許制」?

 ボットネットを駆除するISPに報酬を出すのも良いけど、もっと簡単に、トラフィックの流量に従量課金すればよいのに。アホトラフィックをぶちまけ続ければ青天井で課金されるとなれば、するなと言っても自発的に自分のPCをクリーンな状態に保つよう努力し続けるでしょ。