銀河系に「地球似」惑星が数千兆存在? 文明の存在も「不可避」か。 | Narinari.com

 その数は1000垓(10の23乗)にものぼるって、また豪快な数を出してくるもんだ。天の川銀河の恒星数がおおむね1000億=10e11とされてるわけだから、恒星一つあたり10e12個のオーダーで地球型惑星があるわけね。いやあ、『灼熱の竜騎兵』や「J9シリーズ」もびっくりな世界だなぁ。
 で、さすがに気になるのでちょっとググって見ると、ネタ元はこのあたりかな。さすがに元の発表から何がどう伝言ゲームを辿ってOne hundred billion trillionに化けたのかまでは知らんが。他にもさすがに1000垓ほど豪快じゃないが、trillionsとか書いてるのもあるし。いやぁ、複数ソースを比較確認するandなるべく一次資料に近いところまでソースを遡って辿るのって、大事ですねぇ。

静月遠火『パララバ―Parallel lovers』(電撃文庫)

 きれいで素敵な小品。いや、起きてる事件はけっこうえぐいんだけど、そして「こんな理由で」と思わせるぐらいにはあれなんだけど、第一章のマクドでの会話シーンのイメージだけで、もう、私をファンにするには充分でした。それ以外にも、鉢植えとか花瓶とか、「起きてしまったズレ」がいちいちツボだなぁ。
 過剰に切なさなんかを強調する感じじゃないのもまた良い。で、あり得ないしもし本当にそうされたら一気に興醒めで放り投げるところなんだけど、でも読んでる途中には「何とかしてここからハッピーエンドに持って行けないものだろうか」と思ったりもして。

パララバ―Parallel lovers (電撃文庫)

パララバ―Parallel lovers (電撃文庫)