Let's note AL-N2T515J5にVine Linux 2.6r3

 そろそろ確定申告しなきゃならんのだが、現実逃避モード。ここしばらくDELLオンボードGigabitEthernetを認識させるためにRedHatに逃げていたが*1、やはりjmanでさくっと日本語が表示されるVineは捨てがたい。後日のために記録。

  • カードはREX-CB80BIOS設定はCardBusモード
  • pcmcianet.imgでブート、expertモードでdrvnet.imgを読ませる*2
  • アドレス等を適当に設定し、サーバーring.pwd.ne.jp、ディレクトリpub/linux/Vine/Vine-2.6/i386FTPインストール
  • 最小インストール後、Vine2.6rc3の不具合に従ってpcmciaの起動順を変更、/etc/sysconfig/nwtwork-scripts/network-functionsを修正
  • ifcfg-eth0でonboot=yes
  • lilo.confでvga=0x303*3
  • /etc/apt/sources.listを編集(www.t.ring.gr.jpを指しとけば、普通OKでしょう)

 ここまでで、十分なサイズの画面でネットにつながって、あとはapt三昧。と、その前に使わないものを削除。最良の日本語ディストリビューションとしての一番おいしいところを捨てているような気がしないでもないが、コンソールからの日本語もXも使う気がないので、ご勘弁。

#rpm -e Canna LPRng TrueType-base TrueType-kochi-subst XFree86-libs XFree86-xfs chkfontpath openssh-askpass ghostscript vine-printfilters VFlib VFlib-utils gd urw-fonts ghostscript-fonts dhcpcd freetype freetype2 gpm kon2 kon2-fonts libcanna ftdumps jed mktcapdir jed-common mkkickstart mouseconfig procmail quota raidtools reiserfsprogs usbmgr
#rm -rf /var/log/canna/ /var/lib/canna/ /usr/X11R6/ /usr/share/ghostscript/ /usr/lib/rhs /usr/share/fonts/TrueType/ /usr/share/fonts/alias/TrueType/

 それにしても、こうしてフルスペックのOSがただでFTPインストールできるとは、いい時代ですねぇ。オープンソースなムーブメントと常時接続な時代と、どちらが欠けてもこうはいかなかっただろうなぁ。数年前までは(決して独創的とは言い難い)ソフトを書いて対価を拝領していた人間としては、無条件に「オープンソース万歳」ともいえないのだが、それでも、今が昔より良い時代であることは否定できんよ、うん。

*1:e1000が手強くて・・・・

*2:expertモードという名称に恐れをなして通常モードでやったけど、玉砕しました

*3:800x600の場合、640x480なら0x301、詳細はVine Linux 2.6 Tipsの「FB(フレームバッファ)コンソールを使いたい」を見よ