裁判員制度 雑感(上)

 こんなまとまった論考を書く根性はないのでとりあえずリンク。それにしても、実際に裁判員制度が始まったとして、休業補償とかは十分に考慮されたとして、マスコミ(ハイエナども)がおとなしくしているとして(ここまでだけでも十分に可能性は低いが)、裁判に参加する気になります?
 僕にはそんな根性はないな。「お礼参り」が死語ではなく、成田空港関連で土地収用委員が襲撃され、松本では裁判官宿舎にサリンが撒かれるご時世、たとえ被告が個人でも粘着な逆ギレ野郎だったら、ましてや組織的なバックがあったら、そう思ったら、家族や近所のことを考えたら、とてもじゃないが恐ろしくって、裁判員なんかやってられない。
 お隣さんが「今日、裁判所に行ってくる」なんて言ったら、必死で止めるかもしれない。だって、そのお隣さんが行った裁判でヤの字だのカルト教団メンバーだの過激派だのが有罪になったら、次の日にはトラックが突っ込んでくるか、毒ガスを撒かれるか、ロケット弾を打ち込まれるかもしれないのに。