国内ネット銀を狙うスパイウエア


 一方、ジャパンネット銀行の顧客が被害に遭ったのが、なぜ衝撃的かというと、同行が「乱数パスワード」の仕組みを導入しているからだ。顧客に「IDカード」と呼ぶ、16個の数を記載したカードを送付しておき、利用のたびに、どの数をパスワードにするかを指定する。毎回パスワードが異なるため、一度や二度、キー入力情報や通信データを盗み見られても、不正振り込みにつながる危険性は低いとされていた。そのような考えから、アイワイバンク銀行三井住友銀行UFJ銀行なども同様の仕組みを採用していた。
 これはちょっと一大事かも。詳細・続報を希望したいところ。