結局、間に合うかどうか分からんような奴が喪主じゃやばい、

ってことで、喪主は弟、俺は受付と挨拶ってことになったし、親父のいとこで、いわゆる「本家筋」の方にいろいろフォローいただいて、何とか二日間(自宅で納棺→葬儀場へ移動→通夜→告別式→出棺→火葬→収骨→中陰→骨壺と位牌を自宅へ)を切り抜けたが、いや、きついもんだわ、これは。
 それこそ、悲しんでる暇もあればこそ、香典を整理して焼香順と弔電紹介順を決めて、おのおののイベント毎に人数を確認して葬儀屋やら仕出し屋やら斎場に依頼して、これはもう、忙しくしてることで現実から逃避させようっていう、御仏の計らいかしらね。
 でまぁ、なんとか通夜と告別式、いわゆる「葬式」は乗り切ったが、まだまだ社交儀礼と宗教儀式と事務手続きの波は次から次へと襲いくるのな。しばらくは実家へ直接の弔問もあり、挨拶回りがあり、一定の日数・年数毎のなんとか忌があり、んで役所関係の手続きと遺産回りのごちゃごちゃ、ホントに世の中の「大人」な人たちは皆、こんな試練を踏んできてるのかしら。