サーバーの概念を一新する「Windows Home Server」,最速プレビュー:ITpro


 Windows Home Serverはサーバーからついに「ドライブ名」を廃止する(中略)。ドライブ名を使う代わりに,Windows Home Serverはサーバーに接続されたすべてのストレージを集約して単一の記憶領域とする。ストレージが内蔵や外付け,両者の組み合わせで構成されていても関係ない。サーバーにドライブを追加すると,単純に利用可能な記憶領域が増える。
(中略)
Windows Home Serverのストレージは,使用中でも交換可能だ。例えば80GバイトのHDDを装着し,Windows Home Serverの「Add Drive」ウィザードですぐに使える状態に設定できる。このHDDを外して500GバイトのHDDに入れ替える場合は,同じように簡単にウィザードで設定するだけで済む。
(中略)
 Windows Home Serverのストレージについて最後にもう1つ紹介しよう。Windows Home Serverから取り出したドライブをほかのWindowsパソコンにつないでアクセスすると,標準的なNTFSフォーマットで読むことができる。どのパソコンにつないでもうまくアクセスできるが,当然バックアップは特殊なデータ形式で書かれている。
 これはかなり欲しい。USB箱に入れたドライブがどんどん増殖するのをなんとかできそう。どうやらソフトウェア単体でも提供されるようだし、必要条件もたいしたことはないようだし。

MicrosoftWindows Home Serverを,新開発のWindows Home Server搭載ハードウエアと,ソフトウエア単体という2つの形態で提供する。熱心なユーザーは,後者を購入すれば好きなハードウエアにインストールできる。
(中略)
 自分でWindows Home Server用サーバーを用意するユーザーのために,Microsoftは動作周波数1GHz以上のプロセッサ,512Mバイト以上のRAM,必要なだけたくさんのHDDという条件を提示している。