古くて新しい文字コード問題 − @IT

 実務を知らないか、(特に自分の姓の表記に)こだわるユーザーに出会ったことがないか、どっちでしょうね、この暢気さは。


 1990年代後半に騒がれた、いわゆる「文字コード問題」を彷彿させるような話だが、OSの導入を思いとどまるにはには小さな問題だ、といったら暴論だろうか。文字が化けるといっても、多くは旧字体新字体の違い。同じ文字の異体字だ。フォントを入れ替えれば済む話でもある。
こんな風に切って捨てられたら、どんなに楽なことか。XPとVista異体字問題をきっかけにして、異体字セレクタの議論が前に進めばと思うのだがなんてのも、「脳味噌お花畑」としか思えん。そもそもなんでUnicodeに「異体字セレクタ」的概念が最初っから導入されなんだのか、振り返ることも出来ないのかしら。