ライトノベルの絶版本とか新古書店のこととか - SSMGの人の日記

 ダイナミックアークの件。自分が望むのはどっちかと言うと、雑誌連載が打ち切りで単行本になっていない作品とかかなあというご意見にとっても同感。中途半端なページ数だしいまさら新作も望めないので永遠に単行本化される望みのなさそうな短編とか、打ち切られた作品の続きとか。けど、少なくとも前者は、権利関係的には難しいんだろうな。

出版権を設定された出版社は、その期間中は継続して出版を行う義務を課せられています。
今回の場合は絶版書籍を対象としているため、上記継続出版の義務が果たされていない状態であるといえます。
この場合、著作権者は出版権者にその義務の履行を催告することができ、その義務が果たされない場合は最短で3ヶ月の猶予期間の後に出版権の消滅を宣言することができます。
そんなわけで、今回のように絶版書籍を扱う場合は、著作権者の許可だけで配信を行うことが可能です。

という/.Jに投稿されてたコメントの通りであれば、一度も単行本化されてない雑誌掲載作品については、「原稿料を対価として一度だけ出版する権利を出版社が作者から買った」状態にあるんだろうからなぁ。