多崎礼『〈本の姫〉は謳う 3』(C・Novels Fantasia)

 こういう形で過去話といまの話が寄り添ってくるのね。まさに、誰もが「これまで抑えてきたもの」をはじけさせた、「転」の巻でした。それにしても口絵の雰囲気は好きだなぁ。「アンガスと愉快な仲間たち」がハッピーエンドでありますように(アザゼル側の話は、ハッピーエンドは無理だろうしなぁ)。
 ところで、投稿年数17年でバイト、というあとがきにちょっと引いてしまったのは俺だけ?

“本の姫”は謳う〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)

“本の姫”は謳う〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)