宇宙基地で人形作りに挑戦 飛行士が“芸術実験”

 米林教授は、無重力の宇宙で進化して手足が細長くなった人間と、典型的な人間の計2種類の人形の製作を依頼した。NASAのグレゴリー・シャミトフ飛行士(46)が、約200グラムの紙粘土を手でひねって人形2体を作製。米スペースシャトルで11月下旬ごろ地球に持ち帰る予定だ。
 米林教授は11月29日に、未来の人間を想像して松山市の小中学生ら約300人に人形を作ってもらうことを計画。地球と宇宙という異なった環境での人間観の違いを、実際にそれぞれの環境で作った人形で表現し、比較したいとしている。

 本格的な利用の第1号がこれ……ま、科学実験については機材のテストやら立ち上げ作業があるんだろうし、うん。しかし、製作にあたった飛行士に、公式見解じゃない本音の感想をこっそり聞いてみたいところではある。