NASAの次世代有人ロケットで問題発覚、時速13マイルの横風で横転の可能性 - Technobahn

 見るからに頭でっかちなデザインだったわけで、「やっぱり」という感を拭えなかったりもしますが、時速12.7マイル(約20キロ)って、換算すると5.6m/s。風力 - Wikipediaによると風力4、砂埃が立ったり、小さなゴミや落ち葉が宙に舞うレベルということで、確かに、これでこけたらさすがに情けないよなぁ。
 発射塔の周りを防風壁で覆ったら……整備・組み立てのできたロケットを通すために可動式である必要があるか。すると今度はその可動部分の強度が、とかのオチになりかねん。
 そういえばケープ・カナベラルって、「ハリケーンの強風で延期しました」系のニュースを良く聞くよな。いっそ整備・組み立て棟も発射塔も全部地下につくって、サンダーバード3号かウルトラホーク2号状態にすれば……そんな予算があれば、そもそもコンスティレーション計画のような「ありものの寄せ集めで何とかでっち上げよう」なんていじましいことをせずに済むか。