平坂読『ねくろま 6。』(MF文庫J)

「……ハッピーなのがいいなあ……みんなが笑ってる、なーんか最高に笑けて馬鹿馬鹿しいお話がいいなあ……」

 この一つ前とあわせて、名台詞やねぇ。いやいや、あれだけ素っ頓狂でバカな話が、こんなに綺麗にラブコメとして収まるとは。お見事でした。本作の特に2〜4巻の構成とか、あとがきにある『ラノベ部』がファンタジーという発言にも納得。

ねくろま〈6。〉 (MF文庫J)

ねくろま〈6。〉 (MF文庫J)