高殿円『プリンセスハーツ 恋とお忍びは王族のたしなみの巻』(ルルル文庫)
なんとも毎度毎度、ジルの陥る苦境は敵の陰謀で、ルシードの苦境は自業自得だなぁ。ま、それはともかくイラストレーター交代を素直に寿ぐ。正直いまの人にしても、そもそも少女漫画全開な絵柄で俺の好みの範疇ではないし、また前の人もパクリ疑惑なんぞはどうでも良いんだが、あのノペッとした平たい顔にギョロリとデカい目玉が剥いた、インスマス面を思わせるイラストだけは耐えられんかった。前にも同じこと書いたが、いまからでもカバーと挿絵を全部差し替えた新装版を出してくれたら買うぞ >小学館。
で、すっかり記憶が吹き飛んでて気がつかなかったけど、プリンセスハーツ 〜恋とお忍びは王族のたしなみの巻〜 - どこでもないところによればあれがフランだそうで、おお、『そのとき』を読み返さなければ。
プリンセスハーツ~恋とお忍びは王族のたしなみの巻 (ルルル文庫)
- 作者: 高殿円,明咲トウル
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/01/30
- メディア: 文庫
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