和智正喜『仮面ライダー 1971-1973』(エンターブレイン)
正直、仮面ライダーにはそれほどの思い入れはないんだけど、これは、ハヤトが格好良すぎる。「誕生」篇と「希望」篇はずいぶんと前に読んだんだが、あまりの格好良さに思わず一気に再読、そのまま「流星」篇へ。SPIRITSよりも石ノ森版よりもハード、本当に本郷猛は一人なのだな。辛うじて受け継ぐものはいるかもしれないけれど、それでも一人、マフラーだけ。
TVシリーズがあんまり記憶に残ってないんで、本書のあちこちに散りばめられてるらしいオマージュの元ネタが分かるかな、と思ってたら、なんとも予想以上にスーパー石ノ森大戦。ところで「ルイ・アームストロング」って誰よ。わざわざきちんと「適応」と「進化」を使い分け、これだけ能う限り史実に沿わせてる作者なんだから、と思いたいが、ポカミスだろうなぁ。
まあよい。さ、いろいろ読むぞ。
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- 和智正喜◆仮面ライダー 1971-1973
- 作者: 石ノ森章太郎,和智正喜
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/02/16
- メディア: 単行本
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