「かぐや」月に帰る - 6月10日頃に月面表側へ制御落下を予定 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

"かぐや"の運用状況は、2008年12月末でGRS(ガンマ線分光計)の定常観測期間中の欠測期間を補完するための運用が終了し、これによりフル成功基準を達成したとしている。

 100点満点! めでたい。

このまま行けば、観測を終えたかぐやは6月10日頃に月の表側(日陰)に制御落下を実施することが予定されている。
これについてJAXAでは、制御落下実施以前の軌道において、月の裏側(日照)の詳細なHDTV、地形カメラなどの撮影を実施予定としているほか、必要な情報を提供し、天文台での落下の観測を呼びかけるという。

 6月10日……月齢は16か。*1 もうちょっと斜めから日光が当たってる時期のほうが、見栄えのいい絵が観れたりするんじゃ無かろうか、と素人考え。梅雨空も気になるし……かといって後ろにずらしても梅雨真っ盛りだし、前にずらすのは観測期間を減らすだけで勿体ないわな。しゃあない、てるてる坊主を作ろう。
 え、衝突時のエネルギーを計算すると、日本からの観測は厳しいですと? それは残念。お天気以前の問題であったか。宇宙機構は、ハワイにある「すばる望遠鏡」で観測できないか検討中という。ぜひ、最後の雄姿をとらえてもらいたいに同意しておこう。