霜島ケイ『カラクリ荘の異人たち 3〜帰り花と忘れ音の時〜』(GA文庫)
成長物語としては、正直、まわりの大人たちがよくできた(人|妖怪)ばっかりで、ちょっとそれはチートだよなぁと思わんではない。*1 が、ともかく今巻は「軍手」のエピソードが微笑ましすぎて素敵で、もう、細かいことはどうでもいいです。あと一巻ということで楽しみなような勿体ないような。太一君のお話としては区切りをつける必要もあるんだろうけど、空栗荘とそのご近所のお話は、エンドレスに浸っていたいような気もしたり。
カラクリ荘の異人たち 3 ~帰り花と忘れ音の時~ (GA文庫)
- 作者: 霜島ケイ,ミギー
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2009/04/15
- メディア: 文庫
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*1:ただし実家の両親を除く。