一昨日のエントリにはてブでコメントをいただいた。

Thsc ラノベ, 星図詠 『不思議要素の暗示は、はずさない籠手、負けない占い、第十区の祠の碑文、あたりで十分』ふーむ。すると読み手の経験値の問題か。/占いは科学と捉えたけど 2009/04/27

 占いは科学と捉えたけど……そういわれて読み返すとそんな気もしてきました。*1 うーむ、ご指摘のように読み手の経験値というか下地の違いなのかしら。どうやら俺の場合、ラノベは超常要素が出てくるもの、少なくとも出てきて当然で何の不思議もないもの、として読んでるっぽい。*2 ああ、だから『アクマ・オージ』の、特に2巻での超常要素を表に出すかどうかギリギリの綱渡りに非常に奇妙な感覚を覚えたのか。

*1:逆に、読み返してみると星図(せいずよみ)ってのが意味深な気もしてきたり。例えばどピーカンの空のもと雨を予測したのって、昨夜、星を見たときに瞬き具合とか湿度とか雲の流れをチェックしたから? それとも星そのものが根拠? そもそも冒頭からサラッとリーナが生きているこの星の形なんて言ってるし……

*2:もちろんラノベレーベルであっても、さすがに秋山完とか野尻抱介とか小川一水とか林譲治の作品を読む時にはそうは思ってないはずだけど。