今世紀最大の科学ミステリー? 火星で見つかった「モノリス」 - Technobahn

 なんかどうも複数のネタが混じってる臭いんだよなぁ。ググるアポロ11号月面着陸40周年を記念して行われたTVインタビューに該当すると思われる発言の文字おこしが出てくるんだけど、

We should go boldly where man has not gone before. Fly by the comets, visit asteroids, visit the moon of Mars. There’s a monolith there. A very unusual structure on this potato shaped object that goes around Mars once in seven hours. When people find out about that they’re going to say ‘who put that there? Who put that there?’ The universe put it there. If you choose, God put it there…

これって、「もっと宇宙探検に力を入れて、行ったことないところへ行ってみようよ。そしたらきっと面白いものがあるよ」という宇宙開発推進派のスポークスマン的立場に立った至極当然のポジショントークだよな。で、その中でものの例えとして「フォボスに行ったらモノリスがあったりして」とユーモアを交えてるだけみたいな。
 一方、Mars monument 'proof of life' | The Sun |Newsで元ネタとされてるLunar Explorer Italiaは……イタリア語だと斜め読みすらできんな。とりあえずサイトの性格を示してるっぽい部分を自動翻訳(1, 2)した感じでは、どうもUFOとアブダクションの信者っぽい気配が漂ってくるが。
 結局、オルドリン氏のユーモアと、イタリアのサイトの「大発見」を、フォボスと火星本体の区別もできないタブロイド紙がごっちゃにして、それをTechnobahnが紹介すると、こういう記事になるってことかね。