北杜のヤマネ 宇宙へ ステーション滞在構想

 なんかちょっと謎の記事。実現すれば人以外のほ乳類が宇宙に滞在する初めての試みって、有名なクドリャフカをはじめとする旧ソ連の犬と米国のジュピターロケットマーキュリーカプセルの猿たち、他にもAnimals in space - Wikipedia, the free encyclopediaによるといろんな哺乳類が飛んでるんだが。周回したとか生還したとかの制約条件を加えても、それぞれ前例があるし。*1 JAXAの宇宙教育センターが噛んでてなんでこんな記事になるのやら。
 それと、現在、ヤマネの人工繁殖に取り組んでいる同博物館は、生態系を保護するため野外研究が中心だった。人工繁殖は今回初めてって、下手すりゃ手法が確立し打ち上げスケジュールを決めて飛ぶ頃には、ISSの寿命がくるんじゃなかろうか。もっとも、構想では、無重力の空間で冬眠可能か、骨や筋肉にどんな影響を与えるのかなどを研究という内容にどう人工繁殖が関連するのかも、そもそも理解不能なんだけど。

*1:ひょっとして齧歯目としては初めて? と思ったら間の悪いことに、同じ日にこんな記事が……