手島史詞『影執事マルクの迷走』(富士見ファンタジア文庫)
最初からそれを計算してたわけではない連載短編を、再構成して長編の大きな話の流れに組み込んだのか。凝ったことをやるもんだ。ま、何にせよ短編を文庫化してくれるのはありがたい。保管してたドラマガのスペースを空けられる。
それにしても五章のマルクの口調が新鮮でかわいいな。ここからわずか1年であれほどやさぐれるのか、環境畏るべし。で、何がどうなったのかさっぱりわからんラスト。早急に次巻での状況説明を要求したい。
- 作者: 手島史詞,COMTA
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/09/19
- メディア: 文庫
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