大型ハドロン衝突型加速器(LHC)に発生するトラブル、「宇宙の力」が原因? - スラッシュドット・ジャパン

 ヒッグス粒子発生は逆向きの因果関係によって未来から阻止されているという仮説……で、その仮説はどういう実験/観測を行えば検証ができるのかしら。その年の秋にLHCが故障した出来事は「自分たちの説の正当性を信じられるおかしな出来事であった」って、まさか反証可能性のない仮説に肯定的な結果が出たことをもって真実としてるわけじゃなかろうな。
 で、↓のコメントを思いっきりプラスモデしたいけどモデ権がないので引用。

昨年の「ブラックホールさわぎ」の時も思ったのだが,どうも世の中の人はLHCについて根本的な勘違いをしているらしい。
LHCで発生が予想される現象・粒子は「LHCがなければ地球上に全く存在していなかったもの」ではありません。もともと宇宙線と大気の衝突などにより世界中のあちこちで頻繁に発生している事象です。
LHCは,それらの反応を「超巨大な測定器の固まりの中心で」「後から解析が可能なように条件を限定した上で」発生させるだけの装置です。
ヒッグス粒子は,もし存在するのならば,すでに地球上のあちこちで発生しているはずです。