時雨沢恵一, 黒星紅白『お茶が運ばれてくるまでに〜A Book At Cafe』(メディアワークス文庫)

 中にはジワッと来るええ話も好みな「嫌な話」*1もあったしで、一概に否定的な評価は下したくないけど、はっきり言ってコストパフォーマンス最悪。最初っから詩集or絵本と謳っといてくれれば、それを納得した上で買ったんだから文句は言わんのに。

*1:もっとも、『キノの旅』の没アイデアの中から、あの世界でなくても成立するネタを拾ってきてちょっと整形しただけ、みたいな気もしないではない。