花房牧生『ワールド エンド ライツ』(HJ文庫)

　むむ、『アニスと不機嫌な魔法使い』を第一部完で放置*1しての新作と思うと、どうしても点が辛くなるな。悪くはないんだけど、至って普通。悪くはないんだけど取り立てて特筆すべき美点もなし、至って普通。いかに前作でアニスをはじめとする天然&妄想暴走に癒されてたかを実感するな。本作でもその位置にリョータと由希菜を配置して頑張ってるのは分かるんだけど、どっちも本筋に強く絡む位置ではないのが辛いね。

ワールド エンド ライツ (HJ文庫)

*1:打ち切りともいう。