西尾維新『零崎人識の人間関係 零崎双識との関係』(講談社ノベルス)

 全盛期の人識くんは実に怪物ですな。この子と格闘して殺されなかったいーちゃん、どんな化け物なんだ。ま、読んだ順序によっては違う感想になるのかも知れんけど、とりあえずこの一冊としては、ひたすら頭から尻尾までスタンド戦でございました。「小さな戦争」に「呪い名」6つとこれまで名称だけだった設定なんかもてんこ盛り、ふう、お腹いっぱい。
 で、ここまで読んでようやく気付いたんだが、4冊を発表順(出版社による附番の順)に読むと、4通りのお勧めの順序のどれとも食い違うってのはどういう意地悪だよ。

零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (講談社ノベルス)

零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (講談社ノベルス)