仁木英之『さびしい女神 僕僕先生』(新潮社)

 王弁くんにモテ期が到来。仙人にも神様にも妖異にもモテまくり。どうしたんだ、めっきり主人公してるじゃないか。で、「雷光の女神」と先生の関連が、次巻のネタになるのかな? 中国神話はまるでなじみがないんで、まったく見当がつかんな。ま、それが新鮮でいい、という部分もあるんだけど。
 ところで公式サイトでの作品紹介、こんなにストーリーをバラしまくるのってありなの? 本文258ページ中164ページまでの内容が書かれてるよ。読んでる途中に出てくる神様についてちょっと知りたくなってググって見たら、いきなりこのページがヒットして、その時点で読んでるページよりも先の部分の内容が表示されるんだもの。ちょいと開けっぴろげすぎやしないかね。

さびしい女神―僕僕先生

さびしい女神―僕僕先生