火星探査機「フェニックス」が緊急停止、誤指示によりロボットアームが破損の瀬戸際 - Technobahn

 コマンドの内容に潜在的な矛盾箇所があったため損傷する恐れが発生し、「フェニックス」による自己判断によりロボットアームの操作は途中まで実行された段階で、緊急停止だそうで、自己判断機能の賢さを誉めるべきか、機体側でも発見できるような矛盾を見逃して送信できてしまう管制側のシステムの問題を指摘すべきか、どっちでしょうね。

すえばしけん『スクランブル・ウィザード』(HJ文庫)

 ヒロインが最後の土壇場で、それまで本人も周囲も知らなかった「規格外」で「怪物」級の力を使った理由が、「学校ではそう教えられたから……」ってのはけっこう気に入った。ぶっちゃけ話はパターンだし舞台設定はありきたりだし、日本三大ロリラノベの一との間に箇条書きマジックを使うとえらいことになりそうだけど。あとイラストは……p.81なんか、一瞬両足が義足に見えたわ。

スクランブル・ウィザード (HJ文庫)

スクランブル・ウィザード (HJ文庫)

特異点、精神的麻薬、社会的余剰(前編) | WIRED VISION

特異点」が来ると予測する人たちを調査してみると、ほとんどの人が、自分が生まれて70年、つまり何とか寿命の範囲内の死ぬであろう直前の時期に集中しているというのです。
ぎりぎりで間に合う!彼らはみんな心の中では、自分は驚異的に幸運で、正しいときに正しい場所にいると思っている。

 ……逆説的に、みんな、自信があるんだなぁ。俺なんか、自分の寿命だけじゃなく、「俺がボケる前に」「俺に手の届く価格に降りてくる」ことも織り込んで、もう少し手前のタイミングを希望したいんだが。

定量的な見極めとか被(曝|爆)の使い分けとか、気になるほうが少数派なのか……

 文部科学相告示で定める規制値は夜光時計以外ではトリチウムの場合、3.7メガベクレル*1 トリチウムが放出するのは5.7keVの電子(β線)なので3.7MBqなら放出されるエネルギーの総量は5.7e3×3.7e6×1.6e-19≒3.4e-9J/s、これを例えば体重50kgの人が常時身につけて全放射線をその身で受け止めたとして、3.4e-9÷50≒6.7e-11Gy/s、放射線荷重係数は1なので6.7e-11Sv/s、規制量の約26倍を一年間として、6.7e-11×26×60×60×24×365≒55mSv/year。結局、ストラップを飲み込むとかの極限条件で発する放射線を全身で受け止めたとして、一年間に被曝する線量は放射線業務従事者の限度並み、CT数回分。ま、「ストラップらしい使い方」をしてる限りは、気にするほどのもんじゃなさそう。

*1:via はてなブックマーク - mobanamaのブックマーク / 2008年07月17日。うーん、試算値が一桁以上違うな。慣れない計算をやったんでどっかトチってるんじゃねーか >俺。