定量的な見極めとか被(曝|爆)の使い分けとか、気になるほうが少数派なのか……

 文部科学相告示で定める規制値は夜光時計以外ではトリチウムの場合、3.7メガベクレル*1 トリチウムが放出するのは5.7keVの電子(β線)なので3.7MBqなら放出されるエネルギーの総量は5.7e3×3.7e6×1.6e-19≒3.4e-9J/s、これを例えば体重50kgの人が常時身につけて全放射線をその身で受け止めたとして、3.4e-9÷50≒6.7e-11Gy/s、放射線荷重係数は1なので6.7e-11Sv/s、規制量の約26倍を一年間として、6.7e-11×26×60×60×24×365≒55mSv/year。結局、ストラップを飲み込むとかの極限条件で発する放射線を全身で受け止めたとして、一年間に被曝する線量は放射線業務従事者の限度並み、CT数回分。ま、「ストラップらしい使い方」をしてる限りは、気にするほどのもんじゃなさそう。

*1:via はてなブックマーク - mobanamaのブックマーク / 2008年07月17日。うーん、試算値が一桁以上違うな。慣れない計算をやったんでどっかトチってるんじゃねーか >俺。