Diamond Oceans Possible on Uranus, Neptune : Discovery News
via スペースサイト! 宇宙開発史 / 天文の話題。Oceans of liquid diamond, filled with solid diamond icebergs, could be floating on Neptune and Uranus
って、風景としても実に見てみたいもんだけど、SF屋的には工業向け利用にも目を向けたい。将来的には天王星or海王星に「構造材料としての超大型ダイヤモンド」工場が出来たりするんだろうか。で、そこから、磁場漏斗用のコイルをダイヤモンドで押さえ込んだ恒星間ラムジェット*1とか
*1:石原藤夫『銀河旅行 PART II』(ブルーバックス B379)で書かれていたやつ。磁場レンズが提案されるより以前のアイデア。
ぶっちゃけ、非常時にまず自分のことを優先してしまったことをdisる奴って
我らが総理大臣閣下の至言*1に従って、まずテメエらが消えてくれや。非常時に自分の命や暮らしを優先したことをdisるからには、テメエらはいついかなる時でも自分より他者の命を優先するんだろ。JavaBlackとかumetenとか、テメエらがこの先の人生で救う人命の数より、テメエらが今すぐ地球上から消滅することで空くリソースがあれば救われる人命の方が少ないと証明できないんなら、すぐにでも消え去ってくれ。
日野一二三『A=宇宙少女2×魂の速度』(電撃文庫)
構成パーツ一つ一つはどう見てもバカ話なのに、組み上がったモノはなかなかにええ話でした。ハーレムモノっぽいパターンを見せながら外しまくり、すべてのカプ厨を置き去りにするラストもまた良し。が、ネタ的に「天の光はすべて星」*1のディーン老人を連想してしまったおかげで、真面目なシーンが真面目に読めなくて困った。主人公が「成功したディーン老人、というか清家新一氏」に思えてしまって……
しかし森羅は主人公が月に到達できることをどうやって嗅ぎ当てたんだ? せめて序章で名前を伝えるなりなんなりしてれば、お金持ちのなんだかよく分からない謎の調査能力かなんかでどうにしかしたってことで納得できるんだけど。『ほうかごのロケッティア』の「なんで終盤になって突然、クラスメイト連中は協力する気になったんだ?」と同様、初読で勢いに任せて読んでるときはあんまり気にならないけど、ふと冷静になって読み返そうとしたりすると気になって仕方がないなぁ。それと、延々と天文学や宇宙論の蘊蓄を語るシーンは正直言って寒い。同級の天文オタはともかく、一応は専門の研究機関の筈のところのトップが「宇宙ヤバイ」コピペ朗読レベルの蘊蓄を嬉しそうに開陳するなよ……
- 作者: 日野一二三,甘塩コメコ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2010/01/10
- メディア: 文庫
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