七姫物語(2) 世界のかたち読了

 すでにあちこちで話題になってるし、紹介することはないな。とゆーか、うっかりあらすじでも紹介しようものなら、「中原の片隅で競い合う7つの都市国家、流れ者の3人が天下をねらう」なんてことになりかねない。
 閑話休題(そりはさておき)、正直なところ、2巻目の発行を聞いて「え、出しちゃうの」と思ったのも確か。前作のラストがあまりに良い余韻具合で、「あれに続きを書かせるのかよ」と思ったのだが、やはりそこは素人の悲しさ*1、見事に素敵な第2作でした。
 ただまあ、謎や伏線をすべて解き明かすまで続くのもどうだろ、どこかいいところで余韻を残すのも良いなぁ、と思いつつ、でも続きは読みたい、微妙なファン心理であった。

*1:うれしい誤算とも言う