SpaceShipOne 高度100Km達成!!

 めでたい。この際デザインの好みは言うまい、めでたい。

 やっぱ新聞の見出しを見比べるのはおもしろい。「国家じゃない」ことにこだわってみたり、「宇宙飛行船」という新語が飛び出たり、この出来事の意義をどう捉えるべきか、文系エリートさんたちの苦労が忍ばれますね。
 それはさておき、なんでも飛行直後に報告された不具合は、スペースシップワンロケットエンジンの燃焼中に起きた原因不明の爆発と、機体後部近くで見つかったゆがみだけとゆー状況の中、誰も私がやるとは思っていなかったことを成し遂げた。最も高度の高い地点に達したとき……私はポケットに手を入れ、コーティングしてあるいろいろな色のチョコレートを出して、顔の前に放した。チョコレートはくるくる回転し、まるで輝いているように見えた。まったく目を奪われてしまって、操縦の手が止りそうだったなんて余裕があったようで、さすが、こういうことをやる人の遊び心って、違うよねぇ。