有人軌道飛行を目指すAmerica's Space Prizeのルール発表


肝心のルールであるが、5人乗りで高度400kmの軌道を2周、しかも機体再利用率80%以上で60日以内に再飛行、というかなり野心的なもの。さらに、宇宙機はBigelow Aerospaceの宇宙ステーションとのドッキング能力を持たなければならない。期限は2010/01/10までとなっている。
 この目標をあと6年で・・・・すごいな、これでも挑戦者が出てくるんだ。
 どのくらいすごいかの定量的な分析は手に余るけど、スペースシャトルアポロ計画終了〜1981年としても5年、外部燃料タンクの質量を考えると80%はシビアなところ、当時と今とで、アビオニクスやらはともかく、本質的な推進系にはそれほどのブレークスルーは無いし、、、、でも、これが「できるかどうかぎりぎりのライン」だと思ったからこそのルール設定なんだろうな。