高速電力線通信のノイズ許容値にパソコンを基準にする案が浮上

 メーカー側であるPLC-Jによると,自らが提案した基準より低いこの基準をクリアするのは難しいってことは逆に、業界団体であるPLC-J(高速電力線通信推進協議会)は,免許不要の微弱無線局(トランシーバーやコードレス電話など)の許容値を参考にして,PLC設備から10m離れた場所で44dBμV/mという値を提案していたのも、「このレベルなら大丈夫」じゃなくて、「このレベルしか達成できそうにない」ということなんだな。