IBM、スパム対策技術「FairUCE」を公開


任意のマシンがスパムの送信元であることが確認されると、FairUCEはそのマシンから送信されてきたあらゆるメッセージを送り返し、当該のコンピュータの速度を低下させて、迷惑メールをそれ以上発信できないようにする。
 理論的に、FairUCEの対象となったシステムは、スパムを送れば送るほど、自身に返ってくるトラフィックが増加する。
・・・・配下にゾンビ/bot化したユーザーPCを多く抱えるISPトラフィックが、えぐいことになりそうですね。で、それによるトラフィック逼迫の影響や、回線増強費用は、回り回って同じISPを使う他のユーザーが負担する、と。こういう「反撃型」アプローチって、やばいと思うけどなぁ。ま、IBMとしては、ISP経由のエンドユーザーなど、「うちの客ではない(Lenovoの客?)」ということかも知れないが。