NTT東西、フレッツ・セーフティで対策ファイルが本体メモリ超過の恐れ


 すでに提供されているフレッツ・セーフティ対応機器のうち、NTT東日本のみで提供する「Web Caster GateLock X200」は、2005年11月には本体のメモリ容量を超過する恐れがあるため、早急に変更する必要がある。NTT東日本では、対象機器のメモリ容量を超える前に対策ファイルの供給を停止、対応機器を購入したユーザーに対しては、最新の対応機器レンタル料を22カ月間負担し、レンタル制への移行を図る。GateLock X200の販売台数は約20,000台。

 なお、トレンドマイクロでも同様のセキュリティサービス対策ルータとして「Web Caster GateLock X200」を提供しているが、こちらはユーザー数が減少していることも踏まえて、2006年1月末でパターンファイルの提供を終了する予定という。また、パターンファイル容量を小さくするといった最適化を実施することで、パターンファイル提供終了まではメモリ超過の問題はないとしている。
 つまり、低技術力で無責任なOEM元を選んでしまったNTT東日本さんご苦労さん、というわけだ。