海外の大阪案内に府が反論「ヤクザの街」などは誤解


 米国の大手検索サイトの旅行ガイドは、大阪コーナーで「街は醜いにもかかわらず、愛されることを切望している」「(大阪人は)仕事がなくなっても、人生の楽しみ方を知っている、のんきな市民」と記述。また、「もうかりまっか」があいさつだとし、「戎(えびす)橋では若者がミニスカートの女の子を捕まえるために網を張る」などとしている。
 大手百科事典サイトは「下品なユーモア感覚から、騒々しいと思われている」と大阪人を分析。英国の大手出版社の旅行ガイドブック(2003年版)は囲み記事「The Yakuza」で「大阪はヤクザの街」と指摘する。中国で出版されているガイドブックにも似た記述がある。
 大笑い、よく観察して良いところをついてるよ、反論の余地があるのかね。各国のガイドブックを収集して内容をチェックする一方、出版元などに「正しい」情報を盛り込んだ冊子などを送り、「名誉回復」に取り組むなんてことに費やす金を、例えば足下の治安向上のために回せば、街は醜いにもかかわらず、愛されることを切望しているなんていわれなくなるんじゃないのかね?