丹波山地「静穏期」3年 研究者ら注目 阪神大震災前と同様


 同山地の地震減少は2003年3月ごろから顕著で、現在も回復していない。京滋で観測される毎月の地震回数も、この影響でそれまでの月500回前後が300回前後に減ったままだ。
 同様の静穏期は1992年ごろ(一説では90年ごろ)からもあった。94年7月ごろに静穏期が終わって地震活動が活発になり、半年後に兵庫県南部地震が起きた。
 同山地の地震活動の変化が大地震に結びつくかどうかまだ不明だが、地殻にかかる力の変化が関与するのではないかとして、研究が進んでいる。
 ぶるぶる、嫌なニュースだな。揺れると怖いけど、揺れない期間が続くのも怖いってか。