防衛省技術研究本部、陸上装備として「ガンダム」の実現を模索:Garbagenews.com

 もちろん、まず第一印象としてはわくわくしちゃったんだが、冷静に考えて、「先進個人装備システム」と称される、おそらくはパワードスーツ的な何かって、どこまで「防衛的」で、人件費が予算の中でもっとも比率が高い軍隊に適切といえる装備なんだろうか。
 いわゆる「軽量スーツ」だと、対歩兵が基本的な用途になるけど、それだと「専守防衛」の場合は、既に相手に自国領土の深くまで侵攻されてしまった段階での最後の抵抗にしか使えないような気がするし、それだけのために開発・配備するコストを正当化できるかな。「重装スーツ」なら戦車なり装甲車両もターゲットになってくるけど、この国で「スーツ程度の装甲をまとった個人を戦車に立ち向かわせる」ことが許されるとは、ちょっと思えないし。*1

*1:ん? そうか、そういうときにTROPHYを使って、装甲に頼らずに生残性を高めればいいのか。パワードスーツサイズじゃ動力が持たない? じゃあさらに静止軌道からのマイクロ波を受信だ。