月面に一瞬の閃光、ふたご座流星群の衝突をとらえた : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 何とかして、これでできたクレーターを観測できないもんだろうか。

今回の閃光の特徴の1つは、閃光1を除き、どれも明るいことです。かなり大きな流星体(サッカーボール程度)が衝突した可能性があり、衝突によってクレーターができたかもしれません。このようなクレーターが日本の月周回衛星「かぐや」で検出される可能性もあり、期待が高まっています。

ということで観測の可能性はないわけじゃないようだ。月面では近似的には、クレーターの半径の約20分の1が、ぶつかった天体の半径と考えることができるとのことなんで、ぶつかったのがサッカーボール程度であれば、できるクレーターは数mか。かぐやの地形カメラの空間分解能が10mだから、「かろうじてそこにあることが分かる」ぐらいの画は何とか撮れるのかもしれない。*1 

*1:もっとも、この見積もりが正しければ、比較対象にできるほど高解像度の衝突前のデータがあるとは思えないし、光条を見分けられるサイズじゃなさそうだし、断言は難しいだろうな。