枯野瑛『銀月のソルトレージュ 4』(富士見ファンタジア文庫)

 ソルとエンリケッタのお話があっさりしすぎてしまったのは、しょうがないんだろうな。最終的にお話がどう転がってどんな結末を迎えるにせよ、アリスEND/ジネットEND/フィオルENDのどこに落ち着こうとも、そこにリュカがいないってわけにはいかないんだから、ソルの物語は断ち切られざるを得ない。もしもじっくりとこの2年を描写されてたら、あまりに後味が悪すぎただろうな。
 それはそれとして、さらば、ぷりちーボディ。