IPアドレスは個人に属するデータだ(技術:生活関連) / 科学ニュースあらかると - 検索とプライバシー

 あえて恣意的に引用してみる。どうも、EUのコンピュータやネットワークに関する政策って、奇怪なパラノイア*1にとりつかれてるように見えて仕方がない。それとも欧州ではプロバイダ経由のユーザーもみんな固定IPで、whoisでプロバイダ名じゃなく契約者個人が検索できるのかしら。

インターネット上のコンピューターを特定する数列である「IPアドレス」 は、個人情報と見なされるべきだ、とヨーロッパ連合のデータプライバシー 監視委員のグループの代表はコメントしました
そのような例外的な事例は、多数の「whois」インターネット・サイトが 出現するという状況を止めてはいません。そういったサイトは、ユーザー 達が特定のIPアドレスをタイプすると、それに関連づけられている人物や 会社の名前をそこに提示するのです。
Electronic Privacy Information Centerという非営利のプライバシー 擁護団体は、Googleが「記録されたIPアドレスから、最後の2つの数字を 取り除き、それを256個の数字の集団のなかの1つにする事によってアド レスを特定する事を不可能にした」、と主張している事に関して「とん でもない主張だ」、とコメントしています。
「それは、コンピューターを扱っている人々の失笑を招いています」、と Electronic Privacy Information Centerの委員長のMarc・Rotenbergは 語っています。

*1:米国企業性悪説、かな? 単なる域内企業の保護育成を越える何かがあるような。