世界最小「原子1個分の薄さ」のトランジスターを開発 | WIRED VISION

現在、シリコンベースの電子技術では32ナノメートルトランジスターが最先端とされているが、新しく発表されたこのトランジスターは、その3分の1の大きさということになる。

 ちょっと待て。今回の技術を1ナノメートルグラフェントランジスターは、ムーアの法則の終点になるだろうと評してるんだから、「30分の1」だろう? 面積あたり集積度が2年で倍なら、長さ3分の1なんて4年たたずで到達するがな。そんなに早くムーアの法則に崩壊されたらえらいこっちゃ。
 とはいえ長さ32分の1としても、2年で長さあたり集積度\sqrt{2}倍なら20年か。って事は俺が生きてるうちにムーアの法則が終わるのかいな? それとも原子レベルの次は原子核レベルとか素粒子レベルで動作する何かが出てくるんだろうか。