ソユーズ宇宙船の着陸現場は炎上中 - Technobahn

 それにしてもソユーズ宇宙船、もし、燃え盛る草原のど真ん中に着陸していたらどうなったことだろうか?
 一つだけ確かなことはロシア人はそういう細かいことは気にしなさそうだ。

 そんな豪快な。いくらロシア人でも、炎上してる草原の真ん中へヘリで回収に向かうのはホネだと思うぞ。それにしても、下の写真の中央左、黒いドラム缶みたいなのがソユーズのカプセル? 良い具合に焦げあがったものだな。これはマジでヤバい着陸(というか着地)だったらしい。

 ソユーズは耐熱の覆いがある部分ではなく、ハッチ側を先にして大気圏に突入したため、ハッチ内の圧力を保つ弁と無線アンテナが燃える損傷を受けたという。
 耐熱性が低いハッチ側から大気圏へ突っ込み、しかも通常より急角度で降下したという。このため、ハッチが大きく損傷し、アンテナも焼失、管制室との通信が途絶した。
 「ハッチの損傷がもっと進めば、内部にあるパラシュートも焼失し、3人は生還できなかった」という。
 関係筋によると、ソユーズが大気圏に突入する際、着陸カプセルが間違った方向を向いており耐熱シールドに保護されていない状態だったという。「もし出入り口が溶け落ち、近くにあったパラシュートが損傷を受けていれば、乗組員は生きていなかったかもしれない」と語っている。