公海に浮かぶ「独立国家」の建設計画、シリコンバレーの資産家達が推進 | WIRED VISION

 1人当たり約28平方メートル数千人を収容する海上住宅を建設するのに数億ドル……一人1000万円出せば何処の政府にも煩わされない17畳のスペースか。けっこう魅力的かも。もっとも物流コストを考えれば、俺程度の稼ぎで生活が維持できはしないだろうな。

「政府とは、参入を妨げる非常に高い障壁がある業界のようなものだ。政府の一員になるには基本的に、選挙に勝つか、革命を起こして新しい政府を作る必要がある。これは人々の参入を妨げる滑稽な障壁だ。政府は、顧客の大がかりな囲い込みを行なっている。人々は、2年契約といった携帯電話の料金プランに不満を抱いているが、国籍を変えるのに要する手間を考えてみてほしい」とFriedman氏。
Friedman氏は、数千人を収容する海上住宅を建設するのに数億ドルの費用がかかると見積もっている。費用がその程度なら、多くの都市を建設して、人々がさまざまな政府を選べるようにすることができると、Friedman氏は考えている。間違った政策が採られても、市民は新しい国家に移動できる。