NASAの火星探査機「フェニックス」、採取した土壌から水分は発見できず - Technobahn

今回、最初に採取した土壌の中から水の痕跡を見つけることができなかったことに関して、研究グループでは、土壌を採取したのが5日、しかし、オーブンの中に土壌を落下させたのは12日と、採取から検査機器への投入まで7日間もの開きが生じたため、検査機器への投入まで土壌が火星の希薄な大気に晒されたことにより、土壌の中に含まれていた氷状の水分が気化してしまった可能性もあるのではないかともしており、改めて土壌の採取と検査を行う方針。

 状況証拠的に塩分とかではなく水に間違いないんだが、水分を含んでると土の粒子同士がくっついてしまってオーブンに入れられず、水分を飛ばして初めて入れられる、とかだと嫌な展開だなぁ。ひょっとして今頃、オーブンの口を設計した技術者さんとか、頭を抱えてるんだろうか。