新種鉱物:彗星のちりに含有 NASA、大気中で採取 - 毎日jp(毎日新聞)

 むぅ、物性ネタだと、どのくらい面白いことなのかの見当もつかんなぁ。

中村さんは、このうちの一粒を電子顕微鏡で詳細に調べ、長さ100〜600ナノメートル(ナノは10億分の1)の楕円(だえん)形の結晶3個を発見。マンガンとケイ素が主成分の「マンガンシリサイド」だと突き止めた。天然には地球に存在しない物質だが、人工合成はされており、次世代半導体として研究されている。
 中村さんによると、太陽系にマンガンシリサイドが存在するとは理論的にも予測されておらず、意外な発見という。結晶は、太陽系誕生期に形成されたとみられる特殊なかんらん石に取り囲まれていたことから、中村さんは「太陽系の外でできた結晶が、太陽系誕生時に彗星に取り込まれた可能性がある」と話している。

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