スズキヒサシ『影の皇子―タザリア王国物語』(電撃文庫)

　あちこちで「黒い」との高評価! を目にするし、今月の新刊にも並んでたのでまとめ買い。これ以上冊数が増えると新規購読しにくくなるぎりぎりの分量っぽいし。
　これは絶賛されるのもわかる。なんか新しいものに目覚めそう。キャラクターの心情の変化が唐突すぎない? とか、*1 知恵比べ・陰険漫才成分はちょっと浅いよなぁ、とかの注文はいくつかあるんだけど、リネア様の迫力の前にはそんなもの、と言い切ってしまおう。うふふ、これを続刊待ちなしに4巻まで読めるなんて、ひょっとして幸せ、かも。

影の皇子―タザリア王国物語〈1〉 (電撃文庫)

*1:特に故郷の幼なじみ。2巻で一応のフォローはされてるけど。